「大人のひとり旅」をさらに楽しむコツ3つ。観光以外にチェックしておきたいこととは

大人のひとり旅の楽しみ方を、旅行ジャーナリストの小野アムスデン道子さんが紹介。1年の3分の1は、国内外を旅しているからこそ感じたことをリアルに語ります。

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ストレスのない旅と発見のために旅程表をつくる

あくせく動かずにゆったりと旅先で過ごせる大人旅だからこそ、旅に出る前にスケジュール、とくに移動については徹底的に調べます。

都心と違って旅先では駅を降りたらタクシーが1台もいないとか、バスの次の便は1時間後とかということがよくあります。そんなハプニングも楽しいと言えればいいのですが、ひとり旅で途方に暮れるのは嫌。

楽しいことに時間を使うためにも、いつも旅程表をつくります。

仕事でなくても、旅程表をつくること自体が結構楽しくて、いろいろ調べているうちに小さなミュージアムや、お茶に立ち寄りたいカフェを見つけることもあります。

ひとり旅はちょっとしたコミュニケーションを楽しむ

コロナで出不精になったままで、旅はどうも…という人にもひとり旅はおすすめ。最近は、ちょっとした非日常を求めてひとりでホテルに泊まりに行くのが、コミック作品になるほど流行ってます。気分転換にとてもいいミニ旅だと思います。

仕事で旅しているときは、私もひとりでいることが多いです。大人になって知らない人と話す機会もなかなか少ないと思いますが、チェックインや食事のときなどにメニューについて聞いたり、立ち寄ったお店でおすすめを尋ねたり、旅先ではちょっとしたコミュニケーションが楽しめます。

大人旅は、宿泊先で余裕を持って泊まること自体も楽しみたいものです。夕方にちょっとしたふるまいやラウンジでのサービスがあるところを選ぶといいですね。

体験で旅先につながる思い出づくりを

今、海外からの観光客にいちばん人気があるのは、地元の文化に触れたり、コミュニケーションのとれる体験だそう。私も旅先で、ちょっとした文化体験やものづくりができるアクティビティをいつもチェックします。

いくつになっても新しい体験は楽しいものですし、自分でつくったものは旅先への愛着にもつながります。大人旅では、観光だけではなくて、こういった体験も大事にしたいですね。

旅では、新しいことに必ず出合います。それは、はっとする風景だったり、食べたことのない食材や味だったり。旅はいくつになっても感性を磨けるいい機会だと思います。近くでも、泊まりに行くだけでも、いい大人旅で一歩前に!

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